腕時計マニア

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ヘリテージブラックベイ

いまでこそ様々な時計ブランドが過去の名作モデルの復刻化に積極的であるが、
いち早く復刻路線に力を入れていたのがチュードルである。

一連の復刻シリーズはヘリテージコレクションと銘打たれ、2010年には名機モンテカルロのデザインを継承した
ヘリテージクロノ。

その2年後、アンティーク市場で人気が高かった通称イカサブがヘリテージブラックベイという名で蘇り、
さらに1年後には1973年制作されたクロノグラフを復刻したヘリテージクロノブルーが誕生。

そして、今年のブラックベイの新色とレンジャーである。

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今回のニューアライバルではヘリテージブラックベイをクローズアップ。

なぜ、近年のチュードルは復刻モデルに力を入れているのだろうか。

その理由の根底にはロレックスとの差別化があるようだ。

ロレックスは高い技術力と豊富な資金を持っているため、ハイスペックなモデルや新しい機構を次々と投入できる。

一方、チュードルはそうはいかない。

新モデルにかけられる技術も資金もロレックスには到底かなわないため、ムーヴメントや新機構などで勝負することはできないのである。

そこでチュードルはデザインからの差別化の活路を見出そうとし、その結果が復刻デザインなのだ。

今回のヘリテージブラックベイはよりシックで日常使いやすく仕上がっている。

このコレクションではヴィンテージなディテールをしっかり押さえながらも、ケースやブレスは現代らしいクオリティを有していることが特徴と言える。

特にブレスレットが優秀で、ケースに対して適切な厚みがあり、コマひとつひとつの立て付けも抜群。

ケース径に対してやや厚みがあるケースなのだが、ブレスが良いので着用しやすい。